国策による株価上昇ってよく話を聞きますが、これから株価高騰が期待される国策銘柄って何があるのかと思っている人は多いのではないでしょうか?
「国策に売りなし」の格言で言われるように国策銘柄に投資するのが一番安全で利益を出しやすいと言われていますが、この記事では国策の1つとなっている脱炭素の切り札として注目されているアンモニア関連の株式銘柄を紹介させていただきます。
この記事を見ていただくことで国策であるアンモニア関連の銘柄の選び方がわかります。
もくじ
アンモニアの概要
アンモニア(ammonia)は分子式ではNH₃、常温常圧では無色透明の気体ですが、特有の強い刺激臭を持っています。
アンモニア分子は四面体構造となっており窒素を中心に各頂点に3つの水素を持っています。そして水によく溶ける性質があり、その水溶液は塩基性を示します。
アンモニアが注目される理由
アンモニアはCO2排出が抑制される燃料として期待
アンモニアは燃やしても温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を発生しません。そのためクリーンエネルギーであるアンモニアを燃料として研究開発されており、日本の火力発電所の燃料として使われています。
アンモニアの燃料導入拡大に向けた方策
経済産業省・資源エネルギー庁は2021年2月、燃料アンモニアの国内需要想定を2030年に年間30万トン、2050年には3000万トンと設定。
また「燃料アンモニア導入官民協議会」では、国内大手電力の全石炭火力をアンモニア発電に置き換えていき導入普及を図っている。ちなみに官民協議会には民間企業からJERAやIHI、Jパワー(電源開発)、日本郵船、丸紅、三菱重工業などが参加。
参考:電気新聞 燃料アンモニア国内需要、30年に300万トン。石炭火力20%混焼目指す
国策銘柄で株式投資をするなら長期投資がおすすめ
国策銘柄であるアンモニア関連の株式銘柄に投資をするなら、長期投資がおすすめです。なぜならこの国策は長期的な計画の元で進められていることがあります。
そのため急激に上がる可能性もありますが、何かのきっかけが出るまではなかなか上昇しない可能性もあります。しかし高騰する可能性は高いと思いますので、気長に長期投資をおすすめします。
私はアンモニア関連の株式銘柄から業績が安定していて、高配当のものを選んで長期投資しようと思っています。
アンモニア関連銘柄5選
宇部興産【4208】
2020年10月に液体アンモニア製造の100%子会社の宇部アンモニア工業を吸収合併した。また、中期経営計画ではアンモニア製品で業界トップを目指している。
配当利回りも良いのでぜひ持っておきたい銘柄です。
予想配当利回りは3.73%
住友化学【4005】
水素を運ぶアンモニアの抜本的製法転換に向け触媒開発を目指す方針を明らかにしている。
予想配当利回りは2.09%
三菱重工業【7011】
子会社の「三菱パワー」が100%アンモニアの燃料の発電装置を2025年以降の実用化を目指して改良中。
予想配当利回りは2.21%
三菱ケミカルホールディングス【4188】
アンモニアの超小型製造プラントの開発を行っている。
予想配当利回りは2.91%
昭和電工【4004】
環境調和型アンモニア「ECOANN」、アンモニアを原料とした燃料電池自動車用水素燃料を製造している。
予想配当利回りは2.14%
【まとめ】アンモニア関連の株式銘柄5選
●アンモニアは地球温暖化の原因となるCO2を発生を抑える脱炭素の切り札として今後注文されているクリーンエネルギーである。
●国策銘柄でもあるため、今後株価が高騰する可能性は高いと思われる。
●投資をするなら業績が良くて高配当なものを長期投資するのが良い。そして貸株でさらに利益獲得!
関連記事 【塩漬け株など長期保有の株主必見!】貸株で金利を受け取ろう♪
関連記事
【国策(少子化対策):保育関連銘柄】マークしておきたい注目株7選!
-
【国策(少子化対策):保育関連銘柄】マークしておきたい注目株7選!
「国策に売りなし」の格言で言われるように国策銘柄に投資するのが一番安全で利益を出しやすいと言われていますが、この記事では国策の1つとなっている少子化対策の切り札として注目されている保育関 ...
続きを見る