これから株式投資を始める方にリスクについて解説します。
株式投資はハイリスク・ハイリターンです。
うまく投資をすれば大きな利益を得られますが、失敗すると大損します。
リスクを知っておけば、どうやって回避するか、対処方法などがわかるので、安心して株式投資ができるのではないでしょうか。
株価の変動リスク
株式を購入した企業の業績が好調などの理由で株式が値上がりすることもあれば、逆に業績悪化、スキャンダルなどで株価が値下がりすることもあります。
購入した時より株価が下がればそれだけ損失が発生します。
株取引は元本保証の投資ではないので、損失(元本割れ)が出る可能性があることを知っておいてください。
⇒自分の中で損切りルールを決めたり分散投資(複数銘柄への投資)などを行うことでリスクを軽減することができます。
倒産(上場廃止)のリスク
投資した企業の業績が悪くなっていくと上場廃止となることがあります。
管理ポストに一定期間割り当てられるのでその間に損切りすることはできますが、倒産してしまうとせっかく購入した株式が紙切れに変わってしまいます。
⇒このリスクは調べればある程度の前情報がわかるとは思いますが、業績の悪い企業に投資しなければあまり考える必要はないでしょう。
システム障害発生のリスク
ネット証券を利用されている方が多いと思いますが、何らかの原因でサーバーがダウンしたり、ネットが突然つながらなくなったり、パソコンやスマホの電源が切れたりといろいろなトラブルが予想されます。
証券会社のサーバーのダウンについては予防することはできませんが、自分のパソコンやスマホであれば9時から15時まではいつでも充電できるようにしておくなどの対策を考えておくことが必要です。
また、証券会社の問合せ先(電話番号)を控えておき、何か問題が発生したらいつでも連絡ができるようにしておくことも必要でしょう。
⇒私の場合は14時半くらいにしか取引しないので、その時間帯はスマホを常に充電できている状態にはしています。
取引する時間帯を決めておくのもいいかもしれません。(14時30~15時の間がおすすめです。)
信用取引での損失のリスク
一番気を付けないといけないのが、この信用取引における損失です!
信用取引ではレバレッジを利かして実際の資金の約3.3倍で投資ができるというメリットがあります。
そのためうまくいけば大きな利益を生み出すことができます。
しかし、損失が出た場合は元の資金以上の損失が出る可能性もあります。
また、信用取引の場合、損失が出たからといって株価がプラスになるまで持っておこうとしても、6ヶ月後には自動で決済されてしまいます。
⇒損失が出たからといって深追いをせず、株価が自分の予想の逆に動いたらすぐに損切りをするようにしてください。
まとめ
このようにリスクは4つだけです。しかしこのリスクに対して正しく理解して対処すれば大きなリターンを得ることもできます。
対処方法については投資方法や投資額によっても変わってくるので自分で少しずつルールを決めていくことが重要ですし、
あまりリスクを怖がってばかりいると楽しくないので、できれば最初は余剰金で取引することをオススメします。
そして、慣れるまでは信用取引はせずに現物取引でがんばってみてください。